「先駆者」と「成功者」
今週から習い事を本格的に始めたわけですが、まあ習い事に行くということは、教室に通うということになります。
偶然なのか狙ったのか、習いに行った先は、その道の「先駆者」と呼ばれるような人。
こういう人にはなぜだか縁があります。
そして、お話をしていて気が付いたのは、同じ成功者でも「先駆者」と「普通の成功者」では、やっぱ根底が違うんだなぁ、と感じたことですね。
えっ、何が違うかって?
それをお話しすると、コラムが講座になってしまいますからねぇ。
まあたまにはそんなのもいいでしょう。
「先駆者」と「成功者」の最大の違いは、「先駆者」は金銭的には普通の人とあまり変わらないということ。
まあ会社の運営費や人件費、事務所代など、様々な維持管理費がかかりますから、売り上げがそこそこあっても個人の給料としては普通のサラリーマンレベルになってしまうようで。
そして、目的が「自分のため」ではないし、目標やビジョンも「自分のため」ではないんですよね。
ただ、その目標や目的の過程において、資金が必要だから結果としてそれなりの収入を得ている、という感じです。
そして何より、皆さん楽しそうで、周りにいる人たちも皆楽しくて幸せそうですね。
教室の先生は私にこう言ってくれました。
「私がここまで来れたのは、知恵と度胸と運、そして人との出会い、つまり縁があったからだね。」
おっしゃる通りです。
私が失ったもの、書けているもののすべてを指摘されてしまいました。
あれ、おかしいなぁ。
私は起業セミナー教室に言っているわけではないんですけど(笑)
その先生が最後に私に言った言葉。
「本物に触れなさい。まがい物で学んでも上達はしないよ」
これは楽器のことを言ったのですが、人についても同じなんだろうな、と感じます。
私には師匠と呼べる人が一人しかいないのも、そのせいなのかもしれませんね。
そして、私を師匠と呼んでくれる人もいないわけですから、私自身もまたまがい物なわけです。
ま、まがい物が必ずしも本物に劣るわけではないでしょうけどね。
先生は私に
「2020年のオリンピックを目指そう!」
と言ってくれました。
もちろん選手としてではありませんよ(笑)
ただ、どこに行っても過大評価されるなぁ、としみじみ感じてしまいました。
私はいったい何を習いに行っているんでしょうねぇ・・・。
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