2015/09/07

なぜか経営セミナー!?

実はメーリングリストをやっておりまして、希望者のみ登録させていただいて、配信しております。

はじめはコラムばかりを書いていたのですが、途中からカウンセリング1000本ノック番外編を書いて、皆さんから回答を募集する、なんて事もしていました。

ところが、いかんせん皆さん私のようにお暇ではありませんから、回答がほとんど返ってこなくなったんです。

そこで始めたのが、現在心理カウンセラー.comで私自身が書いた回答と、他社のカウンセラーが書いた回答をそのまま読んでいただいて、感想や質問がある人に返信をいただく、というメーリングリストになっております。


もちろん自分で回答してみるのは練習として力にはなるのですが、ただ読むよりも読み比べた方が読み手としては勉強になるのかな、と感じます。

このカウンセラーはこんなアプローチをしている。
あのカウンセラーはこんな表現を使う。
このカウンセラーは宣伝しかしていない。
あのカウンセラーはいい事書いているなぁ。

まあこんな風に感じていただけるだけでも、勉強になるかなと。

で、感想をいただいたなかに、このようなものがありました。

「このコーナーで比較してみても分かるとおり、
中原さんの実力って業界内でもトップクラスだと思うのですが、
そこが生かされないというのは本当に勿体ないです。」

実はこれ、今年一月に友人にも言われたんですよね。

私は自分のカウンセリングがトップクラスである事を自覚はしています。
ただ、トップクラスだからといって、売れるかどうかとか、人気があるかどうかとは正直関係ありません。

例えば、皆さんがスーパーに買い物に行き、肉や野菜を買うときに、そのお店で一番高いものだけを買う、なんて事はありませんよね。

自分のお財布と身の丈にあった肉や野菜を買うと思います。
それにお得感が感じられたら最高ですよね。
あとはブランドですよね。

基本的にそれと一緒なんですよ。

一時福島産の野菜は買わない、なんて言っていた人がいますが、私からすればどっかの国の輸入食材の方が怖くて買えません。
でも、それはその人それぞれの主観なんですよ。

いいものだから売れる。

そんなわけではなくて、「いいものと感じさせてくれるもの」が売れるんです。
実際にいいかどうかは二の次なんですよね。

その中で、いいものにこだわりのある人がいいものを求めるわけです。

もちろん負け犬の遠吠えですよ(笑)


「広告宣伝が商売で重要っていうのは分かるのですが、
黙々と堅気の商売をし続けて成功して来た例ってのも結構あると思うのです。
世界で通じる日本の職人、っていうのも大半はそういう系じゃないかと。
どこかで「これは凄い!」って取り上げられることがあって
それがきっかけブレイクスルーすることはありますが、
本人はコツコツと自分の仕事をし続けただけなんだと思います。
自分で賢く広告宣伝する堅気な職人、っていうのも変です。」

これは私の考え方にもよるのですが、実際に職人が成功した例として有名なのは、SONYとHONDA、Appleコンピュータでしょうね。

井深さんという職人に森田さんが、本田さんという職人に藤沢さんがいて、スティーブ・ウォズニャックにジョブスがいて、初めてこれらの会社は成功したわけです。

つまり、職人を表に出すスポークスマンや番頭さんがいたんですよね。

私はそのスポークスマンを手に入れ損ねただけです。
それ以外には、まず地道に足場を固め、ある程度ネームバリューを作って顧客を獲得し、そして独立する。
成功者の力(ネームバリュー)を借りる。

まあこのようにすればうまくいくでしょうね。

私は結局、自分のペースでしか物事ができない人間ですから、今の状態でベストなんでしょう。

成功法則

なんてのがありますが、一番の成功法則はみんなから愛される事ですよ。

成功したければ、たくさんの人から愛されればいいです。

なんか心理学というより、経営セミナーみたいな話になってしまいましたね。

ま、みなさんは上手にやってください。
私はただ、好奇心の赴くまま経験を積み重ねていくだけです。

お粗末様でした。


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