2015/08/27

動物のおはなし

今週に入ってから、東京は随分と過ごしやすい気温になってきました。

冷房にとんと弱い私にとっては、とてもありがたい毎日です。

 

先日、一日の用事も終わり、のんびりと寝っ転がってビデオを見ていたんです。

ふとお茶が飲みたくなり、起き上がった時、網戸の向こうに何やらうごめくものが!

 

近所の野良猫でした。

 

我が家のベランダは時々猫が迷いこんでくるようで、去年は私の目の前で赤ちゃんを産んだりしてますからね。

我が家のベランダは、私がいなければ、猫にとっては快適な場所のようです。

 

で、私が猫がすぐに逃げると思ったのですが、猫はそのまま動きません。

じ~っと猫とアイコンタクトが続きます。

 

ただただ見つめ合う一人と一匹。

 

さすがにこのままいるわけにもいかず、起き上がったら猫はどこへともなく去っていきました。

 

そういえば昔、まだ神戸に住んでいた頃、ベランダでタバコを吸っているときに、目の前を3匹の子タヌキが横切り、その時も子タヌキとアイコンタクトをした記憶があります。

ベランダ横の駐車場のビワの木のビワを取りに来ていたようです。

 

当時住んでいたところは、近所に森があってタヌキだ、イタチだと動物がまだ結構いたんですよね。

土砂崩れ対策でコンクリートになってしまって、もうタヌキたちの姿を見ることはなくなりましたけどね。

 

このコラムを書いていて、ふと感じたことが、最近自然に全然触れていないなぁ、ということです。

 

私は山育ちですので、やっぱ森の中や里山のほうが落ち着きます。

今年沖縄に旅行に行った時も、海岸にいたのはほんの10分程度で、あとはひたすら島を一周するか、森のほうへ入っていきましたからね。

 

しかし、動物とアイコンタクトをすることは多くても、動物になつかれるわけではありませんねぇ。

 

私の知り合いには、異常に動物になつかれる人はいましたけどね。

 

すごく猫になつかれる元カノとか、犬と見れば見境なく触りに行く後輩とかね。

 

そういえば、動物の話でこんなのがありました。

私の友人の話ですが、神戸のとあるキャンプ場でキャンプをしていたんです。

食事も終わり、酒もしこたま飲んで、さあテントで就寝となり、全員テントに潜り込みました。

しばらくして、テントの外から

「ごろごろごろごろ、ど~~ん」

と音がしたんです。

 

テントにいる友人が、何だろうと思ってテントのチャックを開け、外を見てみたんです。

 

彼は数秒後、何も言わずにチャックを締めました。

 

青ざめた顔で言います。

「なんかでっかいのが、食糧あさってる・・・」

 

別に友人がのぞいてみると、それは大きなイノシシでした。

どうらや夕食の食べ残しをそのまま放置していたらしく、それを狙ってキャンプ場に出てきたみたいです。

 

イノシシは食べ残しを平らげ、そのままテントへ近づいてきます。

そして、テントの中へ突進してきました。

 

実は、友人の一人が食料をテントの中に持ち込んでいたんですよね。

その匂いにつられて、イノシシがテントに押し入ってきたそうです。

 

さあ、テントの中は大混乱。

食料は全てイノシシに持っていかれ、テントは大破!

 

2泊3日のキャンプは、一泊2日とあいなりましたとさ。

 

山でキャンプをする時は、テント内に食料などは持ち込まないように、気を付けましょうね。

 

ユーコン川などでは特に危険ですからね(わかる人にはわかるネタです)

 

お粗末様でした。

 


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