「そん」と「とく」
最近、時間があれば電子書籍を読み漁っているわけですが、時々ふと、心に残る場面や言葉に遭遇します。
先日も、ある4コマ漫画を見ていたら、こんな言葉があったんです。
「損」と「得」が「尊」と「徳」ならいいのに。
見た瞬間、うまいな~と思ったと同時に、ちょっと考えてしまいましたね。
生きていくためには、当然お金を稼がなくてはいけません。
そのためにも、損得勘定でものを見ることだってあるでしょうし、実際カウンセラーといえども、ボランティアでない限り仕事として成り立たせなければいけないんですよね。
ところが、私はこの「損得勘定」が機能していないかもしれません。
個人的には普通にあるんですよ、損得勘定。
関西人ですから、4割引きでお弁当が買えたら得したと思うし、4割引きだと思った買った弁当が、実は100円引きで損したとも思うわけです(実話です)
ところが、ことカウンセリングに関しては、「尊徳勘定」、もっと正確にいえば
「尊徳感情」
で行動しているかもしれません。
それってどうなんだろう?
ちょっと考えてみたんですよね。
まあ私の人生自体が修行になってますから、その意味で「尊徳」を優先するのは当然かもしれません。
本人としては犠牲をしている感覚もありませんからね。
要するに、自己満足なんですよ。
自分が「尊徳」に満足しちゃっているから、それ以上を求めようとする気がない。
成長する人は現状に満足なんかしませんからね。
結果として、自分で起業できる人とできない人は、この「損得」と「尊徳」をきちんと選んでいるのでしょうね。
どうやら私は、このあたりが限界のようです。
そろそろ自分の進退そのものを考える時が来たようですねぇ。
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