ネットの記事から
東洋経済オンライン2015年07月14日「「日本一アイスを食べない」あの街が示す盲点」
http://toyokeizai.net/articles/-/78230
という記事がありました。
この記事によると、アイスクリームの消費量が一番少ないのは那覇市であるということで、なぜあの南国が!という内容でしたね。
私が驚いたのはそこではなく、アイスの消費量が2番目に少ないのがなんと神戸市だったことです。
確かに、神戸という街は洋菓子やパンが非常に有名で、お店もたくさんありますが、その分アイスはあまり有名ではない気もしなくはありません。
たとえば、ラムネビンのソーダも発祥は神戸ですしね。
アイスを消費しない分だけ、アイスに変わる何かを消費しているような気がします。
那覇市がアイスの代わりにかき氷を食べているようにね。
さて、ここから強引にカウンセリングの話に持っていきますと、
カウンセリングで必要なものに「傾聴」や「共感的理解」などがありますが、これもクライアントさんによって必ずしも必要ではない、という事実があります。
「傾聴」や「共感的理解」などは、クライアントさんが「話を聞いてもらえた」というところで心を開放するわけですが、同じように「理解してもらえた」と感じても同様の効果が得られます。
もちろん「話を聞いてほしい」クライアントさんに関しては別ですが、目の前にある「問題」に悩んでいるクライアントさんの場合、まずは「誰か」に問題を「理解」してもらうことが大切なんですよね。
刑事ドラマなどで犯人に間違えられ、自分が犯人でないことを刑事さんたちに理解してもらえるよう必死で訴えるようなものです。
大切なことは、話を聞いてほしいだけなのか、それともわかってほしいのか、助けてほしいのかなど、クライアントさんが求めていること(言葉ではなく本音の部分で)が何なのかを読み解き、できる限り提供できればいいのかなという気がします。
まあ、それができれば何の問題もないんですけどね。
そうそううまくいかないものです。
ただ、そこに向かって努力をする。
それが、カウンセラーにとっての成長なのでしょうね。
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